TOEICのリスニングパート1、2はディクテーションがオススメという記事を書きました
ではパート3、4もディクテーションすればいいの?と言うと実はそうもいきません。と言うのも単純に文章量が多いため、文字に起こす作業が大変だからです
本記事では、TOEICリスニングパート3、4の対策方法について、TOEIC865点の私が紹介していきたいと思います
↑「スタディサプリENGLISH」で学習した結果、私のTOEICスコアが780→910点になりました。詳細は記事の最後で紹介します
パート3、4の対策方法の概要
基本的には、全体を聞いて設問を解く⇨一文章ずつ聞いて聞けていないところを確認する⇨最後に通しで全体を聞く。
この流れになります
まずは設問全体を聞いて解答する
まずはとにかく設問全体を聞いて解答します。そして答え合わせをします。
TOEIC865点になっても、結構聞き取れていない箇所はまだまだあります。
「全体がまだ聞き取れていないな」と感じる場合は、もう一度設問全体を聞いてみましょう
1文章ずつ聞く
次に最初に戻り、1文章ずつ聞く作業に入ります。
この作業は基本的にディクテーションと同じです。どこが聞き取れていて、どこが聞き取れていないのか確認します
ディクテーションと違う点は、文字に起こす作業をしない点です
聞き取れていない箇所を見つけたら、なぜ聞き取れていないのか分析します
音声が聞き取れない理由としては大きく二つあります
- 音と単語のリンクが構築できていない
- 単語の意味をそもそも知らない
順に説明していきます
聞き取れない理由1.音と単語のリンクが構築できていない
音と単語のリンクが構築できていない、とはどういうことでしょうか?
例えば「キャッ」という音声が流れるとします。catの音声なのですが、「キャッ」=catである、という音=単語のリンク構築ができていない人は、そもそも「キャッ」からcatの単語を導き出すことができません
この解決方法は非常に単純で、リンク構築のデータベースをひたすら蓄えていくことです
具体的にどうすればいいかと言うと、「キャッ」と言う音声をひたすら繰り返し聞き、これはcatなんだと把握することです
聞き取れない理由2.単語の意味をそもそも知らない
最近私が耳にした音声で全然聞き取れなかった単語があったので紹介したいと思います
「Phermaceutical」という単語で、音声で聞いた時「ファーマスイーティカル」という音は聞き取れました。
そして、phermaceu〜だから医療系の単語だろうな、というところまでは推測ができたのですが意味が分かりませんでした
正解は製薬会社という意味だったのですが、これは単語の意味を知らないとどうにもなりません
この解決方法も単純で、単語をひたすら覚えていくにつきます。単語の覚え方は別記事で紹介しているので、そちらを参考にしてみてください
最後に通しで全文を聞く
1文ずつ内容を確認する作業が完了したら、通しで全文を聞きましょう。最初よりだいぶ聞き取れるようになっているはずです
また、この作業は一回で終わらせるのは勿体無いです。時間を置いて2週、3週させることで実力が尽きます
何度も周回させるようにしましょう
「TOEICリスニングパート3、4の対策方法。ディクテーションは非効率?」のまとめ
パート3、4の対策方法は、全体を聞いて設問を解く⇨一文章ずつ聞いて聞けていないところを確認する⇨最後に通しで全体を聞く、です
一文章ずつ聞く際には、音声が聞き取れない理由が下記2つのどちらなのかを明確にしましょう
- 音と単語のリンクが構築できていない
- 単語の意味をそもそも知らない
以上になります。リスニングはリーディングより点数が上がりやすいと言われます。しっかり対策を取って点数アップにつなげていきましょう!
「スタディサプリENGLISH」で1.5年間、1日30分の学習を継続して、私のTOEICスコアが780→910点になった記事を以下に紹介します
↓こちらが「スタンダードコース」になります。月額3,000円で学習できます。
↓こちらは「パーソナルコーチプラン」というコースです。専属のコーチが学習をサポートしてくれます。お金をかけてでも短期間でスコアアップしたい方向けになります